2024年9月21日(土)~2025年1月13日(月・祝)にて開催する、企画展「写真植字の百年」の図録です。
B5判
■目次
第1部 写真植字 はじまりとひろがり
論考1 写植発明の歴史――メディア、言語、社会 阿部卓也
Chapter1 イギリスでの発明と研究
Chapter2 特許と実現
Chapter3 ひろがりとわかれた2つの道
[技術解説]
写真製版/写真植字のしくみ/写真植字でできること
第2部 しくみと機器開発
論考2 写真製版と写真植字 本多真紀子
Chapter1 写真植字機開発
Chapter2 機能と部品
Chapter3 第3 のメーカーの登場
Chapter4 文字盤の製造と変化
第3部 新しい書体と新しい表現
論考3 写真植字における書体制作 雪 朱里
Chapter1 彫るから描くへ
Chapter2 新しい表現の模索
Chapter3 タイポスの衝撃
Chapter4 次々と生み出される新しい書体
Chapter5 グラフィックデザイナーとの協働
[写植インタビュー] 写植をめぐる人びと
メンテナンスのできる営業として… 小谷喜久雄
どこにもない手動写植機を… 中島美則
空気か水のような書体を… 橋本和夫
じっくり失敗しながら… 駒井靖夫
版下制作の工夫とは… 太田徹也