印刷博物館所蔵資料の嵯峨本「伊勢物語」から採字したマスキングテープです。
嵯峨本「伊勢物語」は木の活字を使って印刷されました。
くずし字で書かれた文章を印刷で再現するにあたって、通常の１字１活字だけでなく、連綿体という複数の文字が切れずにひとつづきになった活字も製作されました。
このマスキングテープでは文字色を変えて木活字の切れ目を表しています。
ラベルの二次元コードからダウンロードできる古文書解読アプリ「古文書カメラ®」を使うとこのマスキングテープの他にも多くのくずし字を読むことができます。

印刷博物館コレクション探訪嵯峨本「伊勢物語」にて収蔵資料の解説をご覧いただけます。
 

幅15㎜×長さ7ｍ
2024年カモ井加工紙株式会社製造

※ふみのは®はTOPPANが手掛ける古文書解読とくずし字資料の利活用サービスです。
※古文書カメラ®は「ふみのは®」のサービスのひとつとして、TOPPANが開発したスマートフォンアプリです。くずし字AI-OCRエンジンを搭載しており、誰でもその場で手軽にくずし字を読むことができます。