




文明史、その壮大なドラマに印刷がはたした役割を新しい視点から総覧するコミュニケーション文化のバイブル。
国内外の斯界権威、学者、専門家など、総勢120名の執筆陣によって、印刷とコミュニケーションに関するあらゆる事象をまとめた、世界に類を見ない1冊です。1192ページ、大型本。
発行:凸版印刷株式会社
発行日:2001年6月4日
著者:凸版印刷株式会社印刷博物誌編纂委員会 編
編纂委員: 粟津潔 樺山紘一 合庭惇 山本隆太郎 藤田弘道
■目次・内容
印刷文化史曼陀羅
『印刷博物誌』がめざすもの
第1部 印刷文明の考察
印刷の欲望の根源にあるもの/道教と印刷文化/グーテンベルク銀河系の誕生/出版と読書/グーテンベルク銀河系の終焉/デジタル時代のマクルーハン/20世紀の科学技術と印刷
第2部 印刷の文化と社会
第1章 文字と記号:文字の発明/文字の源流/古典を生んだ文字/アジアの文字の世界/日本の文字/数字/伝える記号と符号
第2章 書体と刻文:書体/印章と刻印と書名/解読された碑文
第3章 文様と図像:文様と図像の成立/文様の拡がり/古代の図像と形象/図像の系譜/世図と世界図/楽譜/図像の複数化
第4章 素材と造作:記憶素材の拡がり/造作されたもの/書記者と写 字生
第5章 文書と書物:文書から書物へ/私文書と公文書/教典、教書の集成/史書と文学書/造本の文化
第6章 印刷文化の伝統:東アジアの印刷文化/日本の印刷文化/南アジアと西アジアの印刷文化/ヨーロッパの印刷文化
第7章 印刷の近代:グーテンベルクの大変革/大印刷時代のヨーロッパ/印刷業の世界/印刷と思想/印刷に惹かれた人々/印刷博物館とライブラリー
第8章 印刷のステージ:権威と保証/社会へ向けた文書/商業文書の拡がり/宗教と遊技/芸術と知識
第9章 書物の宝の森:ヨーロッパの印行物/東アジアと日本/コレクターと図書館
第10章 近代社会での成熟:書物情報の伝達と流通/「読み」の作法/ 「書く」ことの近代/複製文化/印刷と社会/アウラとしての印刷
第11章 印刷と現代:印刷の到達点/表現の革新/大衆社会の媒介/生活へ浸透する印刷
第12章 超-印刷の世界:テレコミュニケーション(通信と放送)/コンピュータの出現/ メディアの革命/電子メディアの登場/グローバルコミュニケーション
第3部 印刷の科学と技術
第1章 活字と印刷:活字の誕生/日本の金属活字/活字の製造
第2章 文字組版の仕事:活字組版と刷版/写真植字/電算写植とCTS
第3章 画像の表現:網点の誕生まで/凹版とグラビアの刷版/色の表現 /写真技術の応用/電子技術の応用/オフセット印刷
第4章 刷るメカニズム:平圧から輪転へ/印刷機の歴史と構造/その他の 印刷/デジタル時代の印刷
第5章 印刷を支える:印刷インキ/紙と印刷/製本
第6章 印刷技術の拡がり:包装材への印刷と加工/建材印刷/電子部 品への応用/有価証券とカード/ビジネスフォーム
第7章 情報技術の未来形:伝達手段の変遷/デジタル編集/ネットワークの世 界/情報技術の進化
第4部 資料編:印刷文化史年表/世界の印刷博物館/文献目録
付録:図版一覧,索引
数量